車の塗装についての考察。

多少車をいじる人なら缶スプレーでの塗装は経験有ると思います。ですが、上手くできたことって有りますか??色々試しながら色を塗っていくうちに有る程度判ったことがあります。ココではそれらをメモ代わりに書いてあります。

下地の素材となる可能性が有るのはスチール、アルミ、FRP等ではないでしょうか??基本的に自動車のボディはスチール、アルミ等の金属です。エアロパーツなどはFRPで出来ています。

どちらにしても大切なのはヤスリ掛けのようです。車のヤスリ掛けの時は基本的に水研ぎになります。考え方の基本として「表面を荒らして塗装の食いつきを良くする」というのは何でも変わらないようです。最初の頃はこれもめんどくさくてやっていませんでした。その結果私のシルビアのフロントスポイラーはいつでも塗装がパリパリ剥がれていきます。やはり有る程度のヤスリ掛けは必要のようです。

目安として表面が手で触ってザラつく様なら320番ぐらいからどんどん細めにしていき1000番ぐらいまでかけると良いようです。(320,600,1000といった感じで)FRPのコルゲート仕様やボディの再塗装等の時は600番ぐらいから磨き始めていきます。1000番ぐらいまで磨くと良いようです。しかし実際は手で触ってなめらかなら問題ないようです。今度はプライマーを塗ります。プライマーは塗料のように粘りがないので、軽くサーッと塗ります。プライマーが乾いたらそこにフェーサーを塗ります。フェーサーは2度塗りします。1回目は元の地の色がうっすら見えるぐらいでやめておきます。2回目は完全に下地が見えなくなるまで塗ります。塗った後60分程度で乾燥しますので、乾燥したら1500番等の有る程度細かいヤスリで表面を軽く平らにします。このとき力を入れすぎるとフェーサーを全部削って下地が見えてしまいますので、注意が必要です。とにかく力を入れないで、なでるようにします。

これが出来たら次は塗料の1次塗りです。塗料も1回目はフェーサーがうっすら見えるくらいで良いです。さわって跡が残らないくらい乾いたら2度目を塗ります。全体を目的の色に塗りながら色ムラを消し、完全に塗ってしまいます。色を塗ったら1週間程度乾燥させます。乾燥後、塗装面で色やせ等でムラが出来ていたらココ重ね塗りで修正します。

ところで、みなさんスプレーの正しい塗り方知っています??プシューって出しっぱなしにして左右上下に振ってませんか??それ、駄目らしいです。私も以前はそうやって塗っていましたが・・・左から右へもしくはその反対など、スプレーの折り返す部分では、スプレーの動きが止まる部分があるわけで、ここが吹き溜まりになり、周りより遥かに多い塗料が乗ってしまいます。右から左に塗っていって折り返す部分はスプレーを止めると良いようです。また、スプレーを出し始めは塗料の粒子が大きくムラがでますので、その部分は使わないようにすると良いようです。当然ですけど、スプレーの移動速度は有る程度同じ早さで塗ります。早さが変わるとその部分でムラが出来ます。とにかく全体を均一に塗ることを頭に入れて塗ります。

次に塗装面とスプレーの距離ですが、これが問題です。取り説には15pとか、20pとか色々書いてありますが、どれでもうまくいきません。単純に考えて、スプレー缶の中では塗料は確実に液体です。それが極細のノズルの先からガスと一緒に噴霧され、外気ふれると乾いてきます。ですから、乾いてから塗装面につくと粒子がなじまないでツブツブのまま乾燥するのです。だから、出来る限り塗装面に近い方が塗装面に届くま出に乾かないので、塗料が塗装面でなじむのでは??と考えています。余りに近いと塗りすぎで塗料がたれてきます。また、吹き付けるガスの影響で泡立ちます。ですので、私は10pを目安に塗っています。これでも完全に解決しませんが・・・

色は気持ち厚めに塗った方が良いようです。プラモデルとか模型関連はとにかく薄く塗るのですが、自動車の車体はこの後磨き込み有るので有る程度厚めに塗った方が楽だと思います。1週間ほどしっかり乾燥させます。乾燥後はミカン肌の様にざらざらしていると思います。これを1500番のヤスリで表面をザラつきを取ります。1500番で磨いた後に2500番で表面さらに磨き込みます。磨く前はフラットな感じで何となく光が反射しているだけだったと思います。ですが、ヤスリで表面をなめらかにした後は白く曇ったような感じですが、有る程度映り込むようになります。

次にコパウンドを細目→極細→超極細の順に使って研磨します。磨き込みが終わった綺麗に映り込むようになります。さらにクリアーを吹きます。クリアーを塗ったらまた1週間程度乾燥させます。99工房だと、ココでボカシ剤を塗って速攻磨けみたいに、言っていますが私はこれがうまくいきません。ですので、やっていません。

乾燥後また軽く1500番で表面のザラつきを取り2500番で磨き込み、そのあとコンパウンドでさらに磨きます。コンパウンドは細目→中目→極細の3段階で掛けます。コンパウンドは30cm四方少しずつ掛けるのがよいそうです。

こんな感じで私は塗っています。基本的にオートバックスにあった99工房の塗装マニュアルパンフレットを参考にしていますが、上手くいかなかったところは試行錯誤の結果が入っています。

結構時間が掛かる作業になります。ですが、意外にちゃんとやってみると綺麗に塗れるものです。ですが、オールペンはやる気になりません。素直に板金に出しましょう。時間の節約になります。(自分でやっても、それなりに出来るはずですが・・・)

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